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第61回NHK紅白歌合戦』(だいろくじゅういっかいエヌエイチケイこうはくうたがっせん)は、2010年平成22年)12月31日JST、以下同じ)にNHKホールにて生放送された通算61回目のNHK紅白歌合戦

概要・放送メディア 編集

前回で60回の大きな節目を迎えたことから、どのような形になるのかが改めて注目される中での放送となった。今回から、紅白としての統一キャラクター“ウタ♪ウッキー”が制定された。

前回より15分短縮され、19時30分からの放送となった。

国内向け放送は例年通り、テレビが総合(デジタル・アナログ)・BS2(デジタル・アナログ)・BShiの3波、ラジオが第1の計4媒体。国外向けにはNHKワールド・プレミアム[注 1] とNHKワールド・ラジオ日本(短波は東南アジアとアジア大陸向け。衛星ラジオは全世界向け)でいずれも生放送された[1]。双方向対応番組。デジタル総合(ワンセグは非実施)並びにデジタルBS2ではステレオ第2音声にて紅白応援隊のテリー伊藤関根麻里、そして松本和也による「紅白・ウラ トークチャンネル」を放送。

BS2・BShiでは翌2011年春に完全デジタル化に伴うBSプレミアムへの整理統合およびそれに伴う番組編成の見直しから今回を以って終了。並びにBSサイマル放送も今回が最後となった(地デジ難視対策衛星放送2014年第65回まで継続)。

放送まで(全て2010年編集

10月14日
放送日時とテーマを発表。テーマは「歌で つなごう」となった。
10月20日
応援隊の概要を発表。
関根麻里テリー伊藤が3回連続で起用され、さらに前回“紅白デジタル応援隊”隊員を務めた水樹奈々が昇格する形で加わる。関根は今回が最後の応援隊担当となった。
10月26日
公式オリジナル・キャラクター“ウタ♪ウッキー”発表。
11月3日
司会者発表。紅組司会が松下奈緒、白組司会がと発表される。なお、同日は嵐のCDデビュー記念日である。
11月15日
観覧募集の抽選を実施。
番組側によると、競争率は578倍で、現行方式となった2005年第56回以降では最多という[2]
11月17日
総合司会およびラジオ中継の担当者発表。Twitterの紅白歌合戦公式アカウントの運用開始[3]
11月24日
出場者発表。出場者発表会見はインターネットでもストリーミング配信で生中継が行われた[4]
11月29日
視聴者審査員募集開始。
12月21日
曲目発表。
12月22日
ゲスト審査員と番組内企画の発表。
12月26日
曲順発表。
12月28日
桑田佳祐の出演を発表。
12月29日
リハーサル開始。
午後3時40分頃、出場歌手の和田アキ子が自動車でリハーサルへ向かう途中、追突事故に遭った。リハーサルには出場したが、終了後に病院に搬送され、頸椎捻挫と腰部挫傷による全治10日の軽傷と診断された。これにより、本番の出場が危ぶまれた[5] が、本番には無事に出場した。
リハーサルでは、紅組優勝の設定で行われた(松下が優勝旗を貰い「重い!」と仮感想を述べた)。
12月31日、本番。

結果 編集

中間審査を含めた総得票数による審査の結果418,191対367,645で白組が優勝し連勝記録を6に伸ばした(翌2011年第62回で紅組が勝利したため、連勝は今回でストップ)。嵐の5人を代表してリーダーの大野が北大路欣也から優勝旗を授与された。

ゲスト審査員の投票は7対3で紅組が優勢。

視聴者投票で白組出場歌手のファンによる白組への組織的な投票が行われており、それが白組優勝の一因となったとの指摘がある[6]

司会者 編集

松下・嵐はいずれも初司会。また、嵐は史上初のグループでの司会担当となった。彼らの白組司会起用について、チーフプロデューサーの井上啓輔は「中居さんは60回まで何回も盛り上げてくださった。変えるならガラッと変えたかった」と説明した。またNHK関係者は嵐の白組司会の形式について、東京スポーツの取材に「メンバー5人が入れ替わり立ち代わりで司会を務めることになる」と話していたが、実際は全編5人全員で登場する形となった。なお前年12月時点で放送関係者が東京スポーツ(同年12月21日付)の取材に「例えば、司会。今年は中居でしたが、来年は嵐のメンバーを使う話が出ているそうですからね」と語っていた。

阿部は2年連続の総合司会。

今回から第65回2014年)まで、両軍司会はその年の『連続テレビ小説』(上期作品。直接オファー抜擢者)か『大河ドラマ』の主演者と嵐という体制になった。嵐は今回から第65回まで5年連続で白組司会を担当、この時点でNHKとジャニーズ事務所で嵐の5年連続白組司会が密約されていたとも言われる[7]

正式発表前に各種メディアが挙げていた司会者の候補は次の通り。

前回両軍司会に仲間由紀恵・中居正広(SMAP)の起用を発表した直後に、当時NHK会長の福地茂雄は「来年の紅白(今回)もこの2人で良いのでは?」と2人を本紅白も続投させる可能性を示唆していた[10]

オリコンが発表した「紅白の司会を務めて欲しい有名人は?」というアンケートでは、男性部門1位が中居、女性部門1位が松下だった[11]

仲間は紅組司会を退いた一方、今回ゲスト審査員に起用された。

中居は12月30日のリハーサル時に報道陣から受けた取材に「ジャニーズでは僕以外、司会をやらないと思っていた」と述べ、嵐に司会のアドバイスも行った[12][13]

総合司会の阿部起用について、NHK放送総局長の日向英実は「実績があり、安定していて、頼りになる。有働アナの話は聞いてません」と述べた。当初、起用が有力視された有働の非選出に関して、『夕刊フジ』(11月18日付)は「『あさイチ』内での有働の“暴走”が原因ではないか」と報じたほか、「阿部と有働の2人で総合司会をすれば良かったのでは」との提言も行った。

その他の番組担当者 編集

メイン演奏 編集

審査員 編集

  • ゲスト審査員(別記
  • 会場審査員(NHKホールの観客全員)
  • デジタルTV審査員(デジタル総合・BShiの視聴者 無制限)
  • ケータイ審査員(携帯電話による審査 50,000名)
  • ワンセグ審査員(ワンセグ搭載型の携帯電話による審査 無制限)

出場歌手 編集

★:初出場

紅組
スフィア「REALOVE:REALIFE」★
AKB48「Beginner→ヘビーローテーション」
アンジェラ・アキ「輝く人」
中村美津子「河内おとこ節」
平原綾香「Voyagers」
伍代夏子「ひとり酒」
西野カナ「Best Friend」★
川中美幸「二輪草」
クミコ「INORI」★
水森かおり「松島紀行」
椎名へきる「FIGHTING BOY」★
天童よしみ「人生みちづれ」
aiko「向いあわせ」
Perfume「ねぇ」
倖田來未「好きで、好きで、好きで。→Lollipop」
和田アキ子「人生はこれから→笑って許して→古い日記」
小林幸子「母ちゃんのひとり言」
植村花菜「トイレの神様」★
いきものがかり「ありがとう」
石川さゆり「天城超え」
坂本冬美「また君に恋してる」
DREAMS COME TRUE「生きてゆくのです」
白組
EXILE「I Wish For You」
郷ひろみ「愛してる→僕らのヒーロー→男願Groove!」
AAA「逢いたい理由」
universe「echoes」★
鈴木雅之「ハリケーン→もう涙はいらない」
細川たかし「浪花節だよ人生は」
ポルノグラフィティ「君は100%」
FUNKY MONKEY BABYS「あと ひとつ」
HY「時をこえ」
徳永英明「時の流れに身をまかせ」
L'Arc~en~Ciel「BLESS」
森進一「襟裳岬」
浅井健一「Mad Surfer」★
TOKIO「advance」
五木ひろし「おしろい花」
加山雄三「座・ロンリーハーツ親父バンド」
福山雅治「道標」
コブクロ「流星」
DOES「バクチ・ダンサー→曇天」★
北島三郎「風雪ながれ星」
氷川きよし「虹色のバイヨン」
ZIGGY「GLORIA」★

ゲスト出演者 編集

ゲスト審査員 編集

スペシャルゲスト 編集

演奏ゲスト 編集

  • 久石譲:テーマソング「歌の力」で指揮を担当
  • 宮本笑里:福山雅治の曲中でヴァイオリンを演奏
  • 加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズ:加山雄三の曲中で他のバックミュージシャンと共に演奏した[14]
  • 松尾宗仁:ZIGGYのサポートギターを担当。当時のバンド編成はギターが不在であるため、森重樹一の依頼で受け入れたという。
  • 平尾昌晃:エンディング「蛍の光」で指揮を担当

応援ゲストなど 編集

視聴率・裏番組 編集

平均視聴率は関東地区で第1部が35.7%、第2部が41.7%だった。第2部で前年の40.8%を上回ったが、2005年の第56回から昨年の第60回までに連続上昇をした第1部は前回の38.6%を下回った。なお、他の地区の視聴率に関してはビデオリサーチ社のホームページにて掲示されている[15]。歌手別視聴率のトップはZIGGYの48.9%、瞬間最高視聴率は結果発表前の49.7%[16]

また、裏番組の視聴率は日本テレビダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP!! 絶対に笑ってはいけないスパイ24時』第1部の15.3%が最高だった(第2部は14.3%で、裏番組で視聴率2桁を記録したのはこの番組のみ)[17]が、紅白歌合戦の視聴率回復に伴い地上波による総合格闘技大晦日興行中継は一時休止となった。

この年から2年間テレビ朝日がNHK出身である池上彰メインの『そうだったのか!池上彰の学べるニュース 大みそか年またぎスペシャル!!』が放送された。

脚注 編集

テンプレート:脚注ヘルプ

注釈 編集

  1. テンプレート:Cite news
  2. テンプレート:Cite news
  3. テンプレート:Cite news
  4. テンプレート:Cite news
  5. テンプレート:Cite news
  6. 週刊新潮』2011年1月13日号
  7. 嵐「紅白」ラスト司会 5年連続は密約だった,東スポWeb,2014年10月12日
  8. テンプレート:Cite news
  9. テンプレート:Cite news
  10. スポーツ報知』2009年11月5日付テンプレート:要ページ番号
  11. http://career.oricon.co.jp/news/81664/full/
  12. テンプレート:Cite news
  13. テンプレート:Cite news
  14. http://wildones.blog39.fc2.com/blog-date-201101-3.html
  15. テンプレート:Cite web
  16. テンプレート:Cite news
  17. テンプレート:Cite news
  1. スクランブル配信であるが、21:25 - 21:30の中断ニュースのみノンスクランブル放送を実施。翌日再放送の中断ニュース(この時はBS1で8:50 - 9:00に放送された「NHK BSニュース」を9:15 - 9:25に時差放送)も同様に実施。
  2. 天童よしみの歌唱中に紹介。

出典 編集

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