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ポケットモンスター』(英語名称:Pocket Monsters、英語版などでの名称:Pokémon)は、1997年4月1日から2002年11月14日まで放送されていたゲームソフトポケットモンスターシリーズ』を原作とするテレビアニメである。全275話。

概要 編集

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原作の設定を踏襲しつつ、キャラクター間の関係や悪役の配役などには独自の設定が多数作られており、テンポのよい冒険活劇として表現されている。独特の言い回しやパロディを使用するなど、シリーズ構成を担当した首藤剛志によるただゲームをアニメにしただけにはとどまらない世界観を築き上げた。主人公サトシと共に、ジムリーダータケシカスミが旅をする仲間とした位置付けであったり、常連の敵役としてロケット団ムサシコジロウ、そして人間の言葉を話せるニャースといったキャラクターが創作された。また、首藤はロケット団の登場時の口上「なんだかんだと聞かれたら - 」というセリフも生み出している。

ストーリーは、原作のゲームの『赤・緑』のストーリーを基本とした「カントー編(ポケモンリーグ編)」(全81+1話)、『金銀』のゲームが発売延期になったことから繋ぎとして制作されたオリジナルエピソードの「オレンジ諸島編」(全36話)、『金・銀』を基本とした「ジョウト編(金銀編)」(全158話)に大別される。なお、後の『アドバンスジェネレーション』(AG)、『ダイヤモンド&パール』(DP)、『ベストウイッシュ』(BW)と対比するために、このシリーズ全体を「無印」や「無印編」と呼ぶことがある[1]。「オレンジ諸島編」では、タケシはウチキド研究所に残り(後にタケシは、サトシ達よりも先に、マサラタウンのサトシの家に戻ることになる)、ポケモンウォッチャーのケンジが同行している。

「ジョウト編」の途中までは、CM前後のアイキャッチにその回にちなんだポケモンシルエットクイズが出題されていた。CMの前には「だーれだ?」という掛け声と共に問題が出題され、CM終了後に答えを発表する形式であった。また、次回予告の最初にも次の回にちなんだポケモンのシルエットが表示されていた。シルエットは次回予告を見た時点ですぐに推測できるものがほとんどだったが、数回「引っかけ問題」が出題されたことがある(出題された時期は集中していた)[2]。「ジョウト編」の途中からは、図鑑ナンバーを使ったクイズに変更され(後にポケモンのシルエットが追加された)、このシリーズの最終回まで続いた。

その後、「ジョウト編」の途中以降行なわれていなかったCM前後のアイキャッチで行われるシルエットクイズは『ベストウイッシュ』の第61話から復活した。

ミニコーナー「オーキド博士のポケモン講座」は第60話からスタートした。なお、「カントー編」の終盤でポケモンリーグのエピソードを放送している間はその解説を、劇場版の封切りが近付くとその情報を伝える「特別編」として放送することもあった。

放送開始当初は1年半、あるいは1年間[3]の放送予定だったが、初回視聴率は10.2%(関東地区)、平均視聴率は10.0%、最高視聴率は関東地区が1997年11月11日放送の18.6%、関西地区が1997年10月28日放送の11.2%(ビデオリサーチ調べ)と好調で推移し、現在に至るまで続く長寿シリーズ番組となった。なお、1997年10月4日に19時台に跨って放送されたスペシャル回では最高視聴率17.4%(関東地区)、1998年11月26日に木曜日の放送枠では最高視聴率17.0%(関東地区)を記録し、同日に放送された19時台の番組で視聴率トップとなった。

1997年12月16日に放送された第38話『でんのうせんしポリゴン』にて一部視聴者が体調不良を訴える事件が発生(ポケモンショック)、これに伴い一時放送が休止となり、4ヶ月後の1998年4月16日に放送枠を移動して再開した。放送再開後はOPの一部シーンやタイトルロゴのアニメーションが変更されている。

本シリーズのみ第1話 - 第6話が小学館スーパークエスト文庫において『ポケットモンスター The Animation』のタイトルで小説化されている。著者は首藤剛志で、アニメ版では隠されているシビアな現実が書かれており、主人公達の住む世界の実情やシステムが明かされた。

金銀編後半では『ルビー・サファイア』発売に先駆け、その舞台となるホウエン地方出身のトレーナーや新ポケモンがゲスト出演している。

本作の最終回のラストでサトシとピカチュウがホウエン地方に到着し、最終回の出来事がAG1話での出来事に繋がる。そのため事実上金銀編最終回はAG1話へのプロローグとも言える。シリーズ全放送後は、引き続き全てのネット局で『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』を放送している。

後に『週刊ポケモン放送局』で放送されたサイドストーリーでは、タケシとカスミがサトシと別れた後の話が放送されている。

2013年11月現在CS放送キッズステーションでも放送中であるが、前述の第38話は省かれている。

あらすじ 編集

カントー編
10歳になったサトシはピカチュウをパートナーに旅立つ。カスミ、タケシが仲間になり、ポケモンリーグセキエイ大会出場に必要な8つのバッジを集める為カントー地方のポケモンジムを回る。
オレンジ諸島編
ポケモンリーグセキエイ大会終了後、サトシはオーキド博士からGSボールをウチキド博士からもらってきてほしいというお使いを頼まれる。ウチキド研究所に向かい、タケシと別れ帰ろうとするもののプリンのせいで島に不時着してしまう……。
ジョウト編
オレンジ諸島の旅を終え、サトシはシゲルがジョウト地方に旅立ったことに触発されジョウトリーグ出場を目指すため、ケンジと別れカスミ、タケシと共にジョウト地方にやってきた。

登場人物 編集

以下の人物・団体は個別項目を参照。


スタッフ 編集

各話スタッフ 編集

以下は、毎回エンディングの最初に表記されるスタッフである。

主題歌 編集

オープニングテーマ 編集

  1. めざせポケモンマスター」(1~40)
    歌 - 松本梨香 / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲 - たなかひろかず / 編曲 - 明石昌夫
    • ポケモンショックの影響で、放送再開後は冒頭のタイトルロゴの輝き方などのアニメーションが一部変更されている。DVD・ビデオ版・キッズステーション版でもこちらが使用されているが、YouTubeで見ることができる第38話『でんのうせんしポリゴン』(英語字幕版)では使用されていない。
  2. LOVIN' YOU(41~64)
    歌 - KIX-S / 作詞 - 浜口司 / 作曲 - 安宅美春 / 編曲 - 葉山たけし
  3. 明日のStory(65~82)
    歌 - MANISH / 作詞 - 高橋美鈴・みかみ麗緒 / 作曲 - 西本麻里 / 編曲 - 明石昌夫
  4. ALIVE(83~100)
    歌 - 久松史奈 / 作詞 - 久松史奈 / 作曲 - 羽田一郎 / 編曲:葉山たけし
  5. TIME ZONE(101~118)
    歌 - 男闘呼組 / 作詞 - 大津あきら / 作曲・編曲 - 馬飼野康二
  6. OK!」(119~143)
    歌 - 松本梨香 / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲・編曲 - たなかひろかず
  7. Moneky On My Back(114~168)
    歌 - 真行寺恵里 / 作詞 - 月光恵亮・真行寺恵里 / 作曲 - 真行寺恵里・綿貫正顕 / 編曲 - 月光恵亮・小林哲
  8. 傷だらけの天使になんてなりたいとは思わない(169~193)
    歌 - infix / 作詞 - 田村直美 / 作曲 - Joey Carbone・Jeff Curruthers / 編曲 - 須貝幸生
  9. めざせポケモンマスター」(194~239)
    歌 - Whiteberry / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲 - たなかひろかず / 編曲 - 坂井紀雄
  10. Ready Go!」(240~275)
    歌 - 田村直美 / 作詞 - 田村直美・阿久悠 / 作曲 - たなかひろかず / 編曲:小林哲
    • 初めてオープニング冒頭に本作の概説文が入り、AG以降のオープニングにも継承される。

エンディングテーマ 編集

  1. ひゃくごじゅういち(1~27)
    歌 - 石塚運昇 / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲 - たなかひろかず / 編曲 - 明石昌夫
  2. 街(28~50、275(最終回))
    歌 - 七緒香 / 作詞 - 七緒香 / 作曲 - 松本孝弘 / 編曲 - 松本孝弘・徳永暁人
  3. ポケモン音頭(51~64)
    歌 - 小林幸子 / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲 - たなかひろかず / 編曲 - 池田大介
  4. もう一度キスしたかった(65~82)
    歌 - B'z / 作詞 - 稲葉浩志 / 作曲 - 松本孝弘 / 編曲 - 松本孝弘・明石昌夫
  5. Wake Up Love(83~94)
    歌 - KIX-S / 作詞 - 浜口司 / 作曲 - 安宅美春 / 編曲 - 葉山たけし
  6. 微笑みながら(95~106)
    歌 - 久松史奈 / 作詞 - 久松史奈 / 作曲 - 小澤正澄 / 編曲 - 瀬尾一三
  7. キスより熱い運命(107~118)
    歌 - 秋吉契里 / 作詞・作曲 - 秋吉契里 / 編曲 - 池田大介
  8. Diamond Tears(119~130)
    歌 - 高橋克典 / 作詞 - 松井五郎 / 作曲 - 織田哲郎 / 編曲 - 明石昌夫
  9. trust me(131~143)
    歌 - 相川七瀬 / 作詞 - 相川七瀬・布袋寅泰 / 作曲・編曲:布袋寅泰
  10. start all over again(144~168)
    歌 - rumania montevideo / 作詞 - 三好真美 / 作曲 - 三好誠 / 編曲 - 三好誠・古井弘人
  11. ぼくのベストフレンドへ(169~193)
    歌 - 岩崎宏美 / 作詞 - 小田佳奈子 / 作曲・編曲 - たなかひろかず
  12. Run up(194~206)
    歌 - 愛内里菜 / 作詞 - 愛内里菜 / 作曲 - 大野愛果 / 編曲 - 小西貴雄
  13. hijack brandnew days(207~219)
    歌 - the★tambourines / 作詞 - 松永安未 / 作曲 - 大野愛果 / 編曲 - 古井弘人
  14. NAVY BLUE(220~232)
    歌 - 愛内里菜 / 作詞 - 愛内里菜 / 作曲 - 川島だりあ / 編曲 - 小西貴雄
  15. Life is(233~244)
    歌 - MARBLE TONE / 作詞 - 美南トモ / 作曲 - たなかひろかず / 編曲 - 小西貴雄・MARBLE TONE
  16. SPIRIT(244~260)
    歌 - 松田樹利亜 / 作詞 - 松田樹利亜 / 作曲・編曲 - 鈴木慎一郎
  17. 風(261~274)
    歌 - flow-war / 作詞・作曲 - 満園庄太郎 / 編曲 - ホッピー神山

各話リスト 編集

カントー編およびオレンジ諸島編およびジョウト編の放送日は全てテレビ東京系列のもの。 話数はポケットモンスターオフィシャルサイトのもの。総話数は番外編を含むが欠番は除く。 また、オレンジ諸島編及び金銀編はポケットモンスターオフィシャルサイトでは1話からカウントしたためそれに従う。

カントー編(初代) 編集

オレンジ諸島編 編集

ジョウト編(金銀編) 編集

ポケモンショックによる放送予定変更 編集

年末特番作品 編集

コミックス 編集

  • カントー編が20巻、オレンジ諸島編が9巻、金銀編が33巻発売されている。基本的にテレビアニメと同じだが一部のシーンや台詞がカット、もしくは別のものに置き換えられているものがあり、話数が長いため金銀編の後半からは一部の話が2〜3ページのダイジェスト紹介となっている。金銀最終巻でホウエン地方には到着しているがピカチュウの熱のシーンはカットされ、AG以降のコミックスは出ていない。

劇場版 編集

脚注 編集

  1. 2012年にメディアファクトリーから発売された関連商品ではカントー編の作品群に対して「初期シリーズ」という名称を使用している。
    テンプレート:Cite web
  2. NINTENDO64のゲームソフト『ピカチュウげんきでちゅう』でも出題された「上から見たプリン」(上から映した丸いシルエット。後に2007年4月に放送されたスペシャル版でも出題された)、「オババ」(放送された回に登場したゲストキャラクター。ポケモン以外が出題された唯一の例である。答え発表では派手に動き回っていた)、「だるまさん」(カスミのトゲピーがダルマと入れ替わっていた。答え発表では、出題時と同じ声と「えー!」と驚きの声が上がっていた)、「(ピカチュウに変身していた)メタモン」の4種類である。なお、引っ掛けではないが、モルフォンの変装をしたムサシが出題されたこともある。
  3. マイコンBASICマガジン』1997年5月号p.164に1年間(52話)放送の予定と記載。
  4. 4.0 4.1 海外版では欠番(英訳版が存在しない)。
  5. この回はポケモンショックが発生した回であり、公式サイトの放映リストから削除されている。
  6. この回から56話、その後の金銀編188話から190話までには『ポケモンスナップ』の主人公であるトオルが登場した。
  7. 海外版では欠番(英訳版は存在する)。
  8. この回から56話、その後の金銀編188話から190話までには『ポケモンスナップ』の主人公であるトオルが登場した。
  9. この回からデジタル制作となる。


外部リンク 編集

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